2018/09/17
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プライムシューター
(2018/1/28 加筆修正)
ブキ考察リンク集
ブキ基本情報
サブ | ポイントセンサー |
スペシャル | アメフラシ |
スペシャル必要ポイント | 170 |
ダメージ | 42~21 |
メイン効率 | 48発 サブ1発後18発 |
ポジション | 中衛 |
塗り射程 | 約4.2本 |
有効射程 | 約3.1本 |
確定数 | 3発 |
ほっかいどう考察
ルール名 | 評価点(min1 max10) |
---|---|
ナワバリ | 7 |
ガチエリア | 8 |
ガチヤグラ | 7 |
ガチホコ | 7 |
ガチアサリ | 9 |
総合評価 (max50) |
38 |
ブキ概要
プライムシューター(プライム)はVer1.4.0のアップデートでメイン性能に上方修正が入ったため前環境に比べて使用率が上がっているブキの一つです。
アプデで対面が強くなったメインに加え、サブのポイントセンサーにより索敵・サポート力、スペシャルのアメフラシでの塗り力も備えており、性能が全体的に高い水準でまとまっています。
メイン性能
射程はシューター系の中でも二番目に長く、多くのブキに対して射程で勝つことができます。
特筆すべきは弾の精度。レティクルの幅はZAPよりも狭いうえに、ジャンプ撃ちした時のレティクル広がり方はシューターの中ではダントツで小さいです。弾速が速いのも一つの特徴ですね。
このブキと同射程のシューターである.96ガロンと比較するとメイン性能が高水準であることが分かると思います。
まずはレティクルの幅。
プライムシューターはジャンプ撃ちでも.96ガロンの地上撃ちとあまり乱数が変わりません。
ここがアプデで最も強くなった点ですね。ジャンプ撃ちのブレを40%減ってすごいですよね。
ブレも少ないし曲射になっても確定数がそんなに増えないので、射程ギリギリの対面はかなり強いです。
次に射撃中の移動速度。(上プライム、下96)
ちょっとわかりにくいかもしれませんが結構違います。人速の速さは対面の強さに直結しますからね。
だからと言って96の対面性能が弱いというわけではないのですが・・・。(キル速が異常なので)
とにかく全体的に高いスペックを持っているということです。
しかし連射スピードがやや遅く、塗り性能、インク効率もあまり良くないです。
塗りながら前に出てキルを取っていこうとするとどうしてもインク切れを起こしてしまうため、長時間戦っていられないという弱点があります。
とはいえ精度の高い3確の射程長いシューターなのでメインはとても優秀ですね。
サブ・スペシャル
サブのポイントセンサーは、プライムの立ち回りの大きな軸になります。基本的に前線で暴れられるブキではないので(特に野良では)敵にセンサーをたくさんつけましょう。
センサーが付いていれば味方も動きやすいうえに自分自身も射程を活かした対面も作りやすいです。何か行動する前に一発ポイセン、くらいの感覚で投げましょう。
スペシャルのアメフラシはかなり汎用性が高いため、積極的に使っていきたいです。このブキの弱点の一つである塗りの弱さもカバーできますし、打開時にも固めの時にも使っていく重要なカードです。
中衛ブキが増えた現環境におけるアメフラシの敵を動かす力は結構脅威なので、抱え落ちしないようにしたいですね。
現環境における立ち位置
Ver1.4.0のアプデで多くの上方修正が入り強くなったように見えるのですが、実際は何も変わっていないと言っていいです。むしろ前環境よりやりにくくなったと思っています。
現環境は中衛ブキが多くなっており、相対的に前衛を張れるブキが減りました。
プライムは射程が短い前衛ブキの役割を潰せるブキなので、現環境だとその長所を活かせる場面が少なくなっています。
味方に自分と同程度の射程が多くなったのも良くありません。負担の押し付け合いが始まるので動きにくくなっています。
特に味方にもう一枚プライムが来た時がやりにくい。味方次第でやれることを決めていくブキが二つあると何もできなくなります。極端な話味方にバフをかけて戦ってもらうブキなので、味方には尖った性能のブキが来てもらった方が動きやすいんですよ。だからプライムの使用者が増えればそれだけこのブキは動きにくくなります。
前環境はメタブキ的な立ち位置になれる面白みがありましたが、現環境では、対面性能は強くなったものの、メタブキ的要素はなくなり比較的便利なシューターくらいの位置に落ち着いたのかなと思います。
Ver2.0.0以降の立ち位置は上の中か上の下くらいでしょう。アメフラシの塗り性能が弱体化したため全体的に評価を下げようかとも思ったのですがそれほど大きな変化はないです。
そう感じるのはこのブキにとって最も大事なのがメインだからでしょう。アメフラシがあった時ですら別に塗りで貢献するブキでもなかったですしね。ボムが無くても大丈夫なくらい塗り以外は高性能なメインなので、サブスペがナーフされてもそこまでの影響を受けないのだと考えられます。
ガチエリアは完全にプラコラが主流になってきていますがプライムも十分強いです。アメフラシでエリアを取りに行くこともできますし、なんといってもこのブキは試合をコントロールする力が優れています。かなりバランスが良いですよね。どのルールでも一定の成果を上げることができるブキです。
ルールごとの評価・立ち回り
ナワバリ:メインの塗りはあんまり強くないですがアメフラシが塗ってくれます。弱くは無いが強くもない、といったところですね。
ポイセンでクリアリングしつつ無駄な対面は避けながらデスを減らし、アメフラシを回す立ち回りがおすすめです。
エリア:やはりここでもメインの塗り性能の低さがネックになります。ポイセンは打開にも敵の動きを止めるのにも便利なので困っていても困っていなくても投げ散らかしましょう。インク管理はしっかりと。
打開には必ずアメフラシですね。ただ味方がいない時に投げても仕方がないのでそこは注意してください。
①ポイセンで敵にセンサーを付けておく
②味方に合わせてアメフラシ(インク回復)
③突っ込む
この3ステップで味方の打開をサポートしましょう。
プラコラが現在エリアでは主流ですが、プラコラが攻めのブキならこちらは守りのブキという感じで結構別物です。メインの性能は同じなのですが、やはりサブスペの関係上防衛力はこちらに軍配が上がります。モズク農園などステージによってはプラコラより強いので使い分けると良いでしょう。
ヤグラ:このブキはヤグラの上も前も後ろもできます。アメフラシも使いようによっては攻防共に効果があります。ポイセンは他のルールに比べると使用頻度は落ちると思いますがこのブキのクリアリングの基礎なので忘れずに。
ホコ:ホコ止めのときにあまり活躍できませんが、進める際にはホコのフォローがしやすいです。特別こうした方が良いということはなく、堅実にホコを管理しましょう。
アサリ:このメインほんと出来ないことないですね。射程があるしセンサーもあるので防衛時も攻撃時もしっかり相手を落としてから動くことができます。敵のバリアを割る時や割った後に使うアメフラシもなかなか凶悪です。このルールで使うブキを悩んでいるならプライムで良いんじゃないかと思いますよ。
ギアパワー
オススメはメイン効率とスペ増です。
メイン効率はこのブキの最大の弱点であるインク効率の悪さをカバーするために必須ですね。積めば積むほどいいんじゃないかと思います。
前はスぺ減の方が良いかなって思ってたんですけどスぺ増でいいやってなりました。このブキでそんなデスしまくることは少ないですし、そうなってたら立ち回り自体がまずいですからね。
メイン効率を中心に、必要なだけイカ速やサブインク効率などを積むというのがベストでしょう。
まとめ
このブキはメイン、サブ、スペシャルすべて汎用性が高いものなので、不得意な分野がありません。強ブキと言っていいでしょう。
味方をフォローすることが得意なブキなので、どのルールにおいてもチームに足りていない部分を意識してそこを埋めるという立ち回りになっていきます。塗りに関してはサポートしにくいですが。
スプラトゥーンの基本のキを理解するにはうってつけのブキだと思います。一度持ってみると立ち回りを見直すきっかけになるかもしれません。以上。