2018/09/17
どうもこじらです。
今回は単発のゲーム紹介記事です。
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ヒューマンリソースマシーンとは
ヒューマン・リソース・マシーンは、この記事のタイトルでは「プログラミングを学べるゲーム」と書きましたが、構えるほど難しいものではないのでご安心ください。
執筆時点の価格は
Steam版が490円(50%OFFセール中の値段。普通は980円らしい)
iOS版は360円、
Android版は270円(セール中?だかで半額になってる。表示価格は540円)
Switch版は1000円です。
値段がバラバラですねwwただ、iOS版とAndroid版は日本語に対応していないので注意してください。
↓これを見てください。アップデートが溜まっていますね。いやそこじゃないです。
iOS版のヒューマンリソースマシーンの購入画面なんですが、これだけ色んな言語に対応してるのに日本語には対応していません。
なんでこれだけ色んな言語に対応してて、日本語に対応してないんだよ!!!??Switch版とSteam版では対応してるのによぉ!!?
と、キレざるを得ません。
値段が高くても、持ち歩けて日本語に対応しているSwitch版が一番おすすめです。
Switch版の購入ページはこちら
Steam版の購入ページはこちら
ゲーム内容
↓具体的なゲーム内容は、画像右側の青い部分に命令を書き、左上らへんにいる「社員」を操作するといった感じです。
「inbox」が左のベルトコンベアーに乗っているボックスを取り、「outbox」で右のベルトコンベアーに流すという意味です。この段階ではこの2つの操作しかできませんが、「jump」,「jump if zero」(ループやif文が可能になる命令)や、「bump+」(添え字の役割を数字に持たせることが可能になる命令)など全部で11この命令が使用可能になり、複雑になっていきます。
あーなんか説明的に難しそうに聞こえますね。たしかにプログラミングのド初心者がやったら終盤は難しいかもしれません。しかし、このゲーム自体がプログラミングができる人に向けているものではないので安心してください。てか、そもそもプログラミングを学ぶゲームじゃなくて、プログラミングの概念をついでに学ぶことができるゲームという感じです。
クリアできた時の達成感がすごい
このゲームはクリアできた時の達成感がすごいです。しかも、少しずつ問題の難易度が上がっていくので苦労なく学んでいくことができます。これがモノづくりの悦びか!みたいなね、はい。
サイズ目標、スピード目標
普通のクリア以外に「サイズ目標」と、「スピード目標」があるので、アルゴリズム初心者から上級者まで楽しむことができます。特に難しいのは、短い行数で書く「サイズ目標」です。これは本当難しいです。ちなみに、スピード目標は非効率な書き方に見えるものが正解だったりするので、目指す必要はないかと思います。
デバックが見やすく分かりやすい
上の画像で囲った黄色い枠の部分では実行▶してみて実際にうまく動くかどうかの他に、実行を止めてみて何が間違っているのか探すことができます。専門用語でいうとデバックですね。
こいつがなかなか有能で、データの動きを言葉通り実際にみることができます。
簡単な命令しかできないのが難しい
このゲームには簡単な命令しか用意されておらず、掛け算や割り算をしてくれる命令すらありません。そのため、プログラミングじゃなくて電子回路か何かの勉強してるんじゃないかと思う瞬間があります。特に難しいのが9番目の課題の「ゼロだけを残せ」です。これは数字がゼロのときの判断ができる命令を使用して、数字がゼロでないときの判断をしないといけないという課題です。少しプログラミングをかじっている人は「else文がないんだがwww」ってなると思います。まぁ、この「ゼロだけを残せ」ができればその後は割とスムーズにクリアできるかと思います。
日本語がしっかりしている
販売元はアメリカのゲーム会社です。その癖に日本語がすごくしっかりしてるんですよね。違和感がある部分がなくてむしろ違和感を感じるレベルで違和感がないです、はい。
印象的な課題
フィボナッチ数列
プログラミングの基礎学習としてよく扱われるフィボナッチ数列。左のコンベアから流れてくる数字を超えるまでのフィボナッチ数列を出力するという課題ですが、なかなかに楽しいです。
↓この中央部分の緑色の部分をカーペットといい、ボックスを置いておける場所です。作業領域って感じです。
この課題では普通にプレイした場合、最初に0が置かれている場所を合わせて5ヵ所のカーペットを使ってクリアできますが、4ヵ所でクリアする方法とか考えるとおもしろいですよ。
素因数分解
この課題は普通に難しかったです。サイズ目標は私は自力じゃクリアできないと思います。
素因数分解というのは18だったら2×3×3ですよね。じゃあこの2や3はどうやって求めたんだ?という部分に着目する必要があります。
並び替え
基本的にバブルソートを使います。それを他のソート方法でクリアできないか探るのが楽しいです。まぁ全部クリアした後の楽しみ方って感じですね。
まとめ
「IT企業内定者におすすめ!」とタイトルに書きましたが、ヒューマンリソースマシーンは何かを作るのが好きな人なら誰でも楽しめるゲームです。プログラミングという視点から見ると、データの動きが実際に見えて分かりやすいですが、普通のプログラミング言語には標準装備の関数すらないことがあるので、逆に難しい部分もあります。
まとめると、プログラミングの基礎が学べて、プログラミングしている気になれるゲームです。
という感じで今回は締めさせていただきます。
こじらでした
じゃ